歯科用レントゲンを導入しました。
当院では去年より新たに歯科用レントゲン装置を導入しております。
歯科レントゲン検査では従来のレントゲン検査に比べてより詳しく歯根や顎骨の状態を知ることができるので、適切な歯科処置を選択することができます。
撮影方法はセンサーを口の中に入れて撮影します。
ポータブルタイプの装置を使用し、センサーがX線を検出するとデジタル画像が撮影できます。
歯科レントゲン検査には全身麻酔が必要になるので、当院では歯石除去の処置と同時に撮影することが多いです。
・軽度な歯周病
歯肉の腫れや歯石の付着はありましたが、歯槽骨の融解はわずかです。
・重度な歯周病
歯周病が進行した状態で、歯槽骨の重度な融解がみられます。
こうなると歯を温存することができないので、抜歯の対象になります。
できればこうなる前に歯科処置をしたいところです。
最近の研究では年1回の歯石除去で死亡リスクが18.3%下がることが報告されています。
(Journal of American Animal Hospital Association 2019年5,6月号に掲載)
・口臭が気になる
・咳やくしゃみが出る
・歯ぐきが腫れている
・頬が腫れている
これらは歯周病が原因で起こりうる症状です。
このような症状でお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。